[common_content id=”9615″]
お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターで、ウニの発生実験と幼生の飼育方法についてご教示いただいてから飼育に必要な道具をを注文しまして、ついに自宅に届きました。
これで、卵~成体の『命の発生から終えるまでの全て』を見届ける準備ができ、今年の目標の1つ『ウニの一生』を伝えるサイト作りに1歩近づけました♪
これが必要な道具一式です!?
ぱっと見では、どれを何に使うのかさっぱりですよね(笑)これから、少しずつ作業過程を伝える記事を更新していきますね。
注射とビーカーはウニの採卵・採精を行うために、シャーレは授精をさせるために使います。
モーターでかき混ぜる!?
産まれたばかりのウニの幼生は、こちらのバケツに海水を入れて飼育します。
フタには四角の穴が作ってありまして、これは何につかうためにある穴なのかというと、
じゃじゃーん♪この攪拌器(かくはんき)の棒を通すための穴なんです。
実際に置いてみるとこんな感じ。
ちょっと見えにくいんですけど、バケツの底の方に向かって棒が伸びていて、その先に透明の板がついています。
モーターの電源を入れると右回りでぐるぐると回転してバケツ内をかき混ぜてくれるんです。
最初の頃のウニの赤ちゃんは、海水中をただようプランクトン生活を送るんです。しかも、繊毛(せんもう)と呼ばれるうぶ毛みたいなものを使って泳ぐことができるんですよ。ビックリじゃないですか!?まさかウニが泳ぐなんてね(笑)
でも、泳ぐ力が弱いので、水流が無いと水面に浮かんできてそのまま死んでしまうんです。
なので、かき混ぜて海水中に浮く手伝いをしてあげる必要があるんですね。
さて、これで道具はそろいましたので、これから幼生を育てるために必要なエサである珪藻(けいそう)の培養を始めていきます。
その様子はまた次回の『ウニの一生』観察日記をお楽しみに。
[common_content id=”8339″]
[common_content id=”8615″]
コメント